建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!

イメージ 12

熊本県北部で作られる焼物「小代焼」の窯元さん達が、この秋にアクロス福岡で

行う展覧会に藤原惠洋研究室も参加しています。

小代焼は約400年前に細川忠利が藩主の命として焼き物を焼かせたのが始まりと
されています。一度は有田焼など磁器に押されたことで存亡の危機となりますが
昭和初期に復興し、現在は12窯が存在しています。2003年に国の伝統的工芸品に
指定され、小代焼窯元の会は様々な取り組みを行っています。

4月の熊本地震で被害を受けられたところもありますが、それをバネにして
結束力を高めようと、展示会に向けて気持ちが盛り上がってきています。
 
イメージ 34

イメージ 50


イメージ 24

イメージ 30

84日(金)はコーディネーターの篤永幸枝さんと一緒に荒尾市役所に向かい

会議に参加しました。小代焼は、400年の重厚な歴史と、黄小代、白小代、
青小代といった釉薬の美しさがありますが、一方でどのように使いこなしたら
良いのかしら?という声も聞かれるとのこと。
そこで、今回の展示では「窯元の食卓 多様使いの器たち」というテーマで
窯元の方々がどのように日々の暮らしの中で使いこなしているのかを
提案するものとなります。
 

この日は、実際に窯元さん達がどのように使いこなしているのかを写真に撮って
持ってきてくださいました。食材と器の色鮮やかな組み合わせ、ワンプレートの
盛りつけ、色彩の異なる色の器を組み合わせたテーブルコーディネートなどなど
いろいろな魅力や使いこなし方が会話の中で引き出されてゆきました。
これらの現代的な使いこなしを、どのようにして器の美しさそのものや
400年の歴史といった本質と結びつけてゆくことができるか?ということも議論
されました。窯元さん達からは、日本の食文化と器の関係を教えていただくなど
含蓄のあるお言葉もいただきました。

IMG_4114

イメージ 28

イメージ 13

イメージ 9

展示イメージについても話し合っていきますが、なかなか図面からは全体像が

見えません。すると藤原先生がラフスケッチをするすると描いて下さり
展示の大きなフレームやディティールに関する話が一気に進みました。
パネル展示に関しても合理的で訴求力のあるアイデアを出してくださり
これまでにない展示形態になりそうです。


イメージ 20


イメージ 19


イメージ 38

イメージ

3時間近い会議を終えると、大牟田のビアガーデンで懇親会を開催!

ここは、藤原先生とお付き合いの長い瑞穂釜の福田るいさんが、夏期の間に
期間限定で開くビアガーデンとなっており、窯の若手スタッフさんが店番も
されている人気のスポットとなっています。
 

イメージ 22


イメージ 17


イメージ 3

イメージ 10

イメージ 29

イメージ 42

イメージ 43

イメージ 14

イメージ 51


イメージ 21


イメージ 48


イメージ 25

イメージ 36


博多屋は、小代焼のタイルが敷き詰められたテーブルや食器がふんだんに
使われており、屋外ということもあって心地よさは格別でした。
福田るいさんもお忙しい合間を縫ってテーブルに加わって下さいました。
作陶の話、窯元さんたちの日常や年中行事の話などなど、普段は聞けない
お話もたくさん聞かせていただきました。

会議の席上だけではなく、このような時間の中で出て来るお話やアイデアは、
とても貴重だなぁとしみじみ感じました。
今後の展覧会への取り組みも楽しみです。

國盛 

Comments

    • いーちゃん's comment
    • 2016年08月09日 18:30
    • 4 こんばんは。一つのイベントを立ち上げていく御苦労がよくわかります。御盛会を願っております。
      いつ開催されるか教えていただけますか?

Add Comments

名前
URL
 
  絵文字
 
 
livedoor プロフィール
『日田ラボ』 最新記事
『きくけん』 最新記事
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
記事検索
ギャラリー
  • 日本イコモス国内委員会主催「歴史を活かしたまちづくり~熊本地震からの復興~」2017年9月24日(日)熊本市役所14階大ホールにて開催
  • 日本イコモス国内委員会主催「歴史を活かしたまちづくり~熊本地震からの復興~」2017年9月24日(日)熊本市役所14階大ホールにて開催
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
  • シンガポール国際芸術祭芸術監督で演出家のオン・ケンセンが演出した韓国俳優による『トロヤの女』を観劇しました。
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ