4月14日から度重なる熊本地震で、お亡くなりになられた方々のご冥福を心から
お祈り申し上げます。また、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
一日でも、一刻でも早い復興を心から祈っています。
4月20日(水)〜21日(木)福岡県大牟田市
旧船津中学校にて、熊本地震の支援物資の
仕分けと積み込みのボランティアに参加しました。市の防災対策室やボランティア
連絡協議会等、民間団体が集まり、物資輸送の一本化が行われています。
市内の各地で集められた物資を、廃校になった中学校にて集約し、老人介護施設、
児童施設、障がい者施設のそれぞれに直接届けるといったものです。
19日(火)〜24日(日)の5日館、8:00〜20:00まで受付が行われており、品目が
揃い次第、随時大型トラックでの配送が行われています。
体育館に入ると、受け付ける物資の品目別にダンボールが配置されていました。
そこに物資を持ってきて下さった方から受け取ったものを仕分けしてゆきます。
ここで受け付ける物資は、
ペットボトルの水、保存食料、粉ミルク、紙おむつ等
衛生用品、日用品等です。受け取り次第、仕分け作業を行っていきますが
お水も500ml、2L,12Lのポリタンクなどそれぞれ分け、また食品に関しても
一つ一つ賞味期限をチェックする作業が求められました。
衛生用品のおむつにとっても、介護用、新生児用、乳幼児用、性別、サイズなど
細やかに分別する必要がありました。品目、サイズ、賞味期限、個数を
チェックし、ダンボール一杯になったら輸送が可能となります。品目によっては
過剰に配送されることを防ぐため、さらに小さな分別が求められました。
ボランティアの方々は、常時駐在されている方と、入れ替わり立ち代わり参加
される方が混じっている為、レクチャーも随時個別に行われていました。
さらにマニュアルが分かりやすい形であればと思い、マニュアルやポップを
作りました。
積み込みの時は、参加者の方が体育館からトラックまで一列に並び、バケツリレー
のようにダンボールを運んで積み込んでゆきます。高齢者施設、児童施設等、
配送先によって積み込む物の種類と量等も、参加者の方々が意見を交わしながら
選ばれてゆきました。
物資の中には、思いもしなかったけれど「確かに大切だな」と思わせられる品物も
多く、皆さんが被災地の生活を一生懸命想像しながら選んで持参されたのだなと
いうことが伝わってきました。
とても微々たる力ではありますが、今後も何かしらできることを行っていきたいと
思っています。
國盛