建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
明日の12月25日(金)は藤原研究室と公開講座受講生、同人19名が参加する韓国調査のためのふ印ラボ号が博多港から出航します。(実際はフェリーに乗って)
今回の韓国訪問は「九州大学大学院芸術工学研究院芸術工学専攻環境デザイン部門藤原惠洋研究室2015年度後期九州大学芸術工学部公開講座学外演習 韓国ソウル市・DDP(東大門デザインプラザ)調査」ということで、12月25日(金)から28日(月)午前7時まで、3泊4日間行います。
主なスケジュールとしては初日の釜山国際市場での忘年会開催、二日目はソウルへ行き「東大門デザインプラザ(DDP)」及びチャンシンドン調査、三日目は自由調査になります。

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今回の韓国訪問は以下の内容で行う予定です。

1)調査概要
  本学外演習は、2015年度九州大学後期公開講座の建築探偵シリーズその13「汎美計画から芸術工学へ~芸術工学の創造者小池新二(九州芸術工科大学初代学長)の戦前期デザイン思想と戦後の実践を巡る物語(その2)~」を通じて探ってきた小池新二の幅広いデザイン論に基づき、東アジア全体のデザイン振興の足跡を辿り直そうというものです。とくに今回は韓国におけるデザイン状況を知る中、とくに一昨年にソウルに創設されました東大門デザインプラザの概要を知ることで、韓国におけるデザイン政策の全貌を把握し、世界の最新デザインの潮流の中で韓国がどのようなデザイン政策をめざしていくのか、を把握すると同時に変貌を遂げているデザインの社会的な役割に関して考えてみることを目的とします。

①東大門デザインプラザ(DDP)東大門デザインプラザ(DDP)の設計者であるザハ・ハディドは過去から現代まで、また日々夜明けから深夜まで絶えず変化する東大門のダイナミズムを表現するため、「換喩の風景」を提案してきました。ザハは、「建築は、人に考えられないものを考えられるようにするものでなければならない」ということを提唱し、設計者と訪問者に教育的意義を体験させ、暮らしを改善する力を持っていることに着目してきました。こうしたザハの観点から見て行けば、DDPは韓国における生活全般を包括する未来デザイン世界に対する予言とも言えるでしょう。21世紀に期待されるデザインの役割を考えていくうえで良い機会を提供してくれるものと考えられています。
동대문지구 맵


②昌信洞(チャンシンドン)東大門デザインプラザが建築観覧と空間の呼応する体験を通じて日常から拡張されていったアートやデザインの意義深い体験をするところだとすれば、後背地広がる昌信洞のエリアはアートやデザインを通じて独自の地域活性化を試行している所と言えます。現在1116か所の家内手工業の形で縫製工場が運営されている昌信洞では、縫製匠とデザイナー、アーティストとのコラボレーションを通じて、環境に優しいZERO WASTE(捨てられる切れっぱなし布を最小化)シャツや、地元の文化や人物を生かした縫製人形などを生産しています。また励精家内制手工業の劣悪な労働環境や暮らしを改善するために、共同育児、村ラジオ放送局、子供図書館などの地元のコミュニティ活動も活発に行われています。
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<調査ポイント!>
・韓国最大の衣類産業クラスターである東大門エリアを歩きながら、生産、流通、卸売り、小売り、素材市場などの衣服産業の全般を理解する。
・その中心に老朽化された旧東大門運動場をなくして、新しく建てられたデザイン文化複合空間DDPの役割や地域に与えている影響を考えてみる。
・DDPを見学しながら、ザハ・ハディドが設計したDDPの建築哲学や特徴を理解する。
・東大門後背生産地である昌信洞を歩きながら、巨大文化施設(DDP)を通じた地域再生にのみならず、地元のコミュニティ活動による地域再生のやり方の可能性を考えてみる。

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2)日程 12月25日〜28日(3泊4日)

28日午前7:30に博多港到着予定

12月25日(金)

10:30 博多港港ターミナル 集合

12:30 かめりあ(フェリー)博多(1230)→釜山(1800) 2

18:00 釜山国際ターミナル 到着

19:00 ホテルチェックイン(釜山駅周辺)& ソウル行き列車の予約

19:30 南浦洞(Nampodong)の焼肉店にて「2015忘年会」釜山宿泊



12月26日(土)

08:00 ホテルロビー集合

08:30高速列車(KTX)でソウルへ(約2:30所要)

11:12 ソウル駅着

12:00 昼食(1日忙しく動いている東大門の商人やお客さんを元気づける食べ物はなにがあるのか?)

13:00 DDP(東大門デザインプラザ)見学

16:00 チャンシンドンまち歩き

18:00 夕食 (チャンシンドン住民が愛用する市場中の食堂で満腹を感じましょう!)

19:50高速列車(KTX)で釜山へ

22:24 釜山到着予定 釜山宿泊



12月27日(日)

<自由時間>

*希望者のみ、釜山市立美術館 (李禹煥館)/300円、東萊(ドンレ)温泉/1,000円、大型スーパなどご案内

17:50 ゲストハウスロービ集合し、旅客ターミナルへ移動 

18:20 釜山国際旅客ターミナル到着 18:30 チケッティングカウンター終了

20:00 カメリア(フェリー)釜山港(20:00)→船中泊→博多(翌日7:30)2


12月28日(月)

7:30 博多港帰着。解散。



D2ジャン


 

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