建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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   2015年12月13日(日)西日本短期大学の二丈キャンパス(糸島市深江)にて
  <クリスマスリース&正月用竹器・羽子板 手作りin 西短ガーデンキャンパスツアー>に参加してきました。
   
   内  容 
①学生実習てづくりの「水とみどりのガーデンキャンパス」の庭園・花壇・噴水・草木などについての学生ガイド
②キャンパスの豊富な植物を用いてのクリスマスリースつくり
③青竹を用いた正月用花器・竹皿つくり
④簡単な商運羽子板つくり

  福浜キャンパスから参加者と二丈キャンパスに直接参加する人で40人くらいになりました。   
 
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 さっそく見本のリースが置いてありました。クリスマスリースをつくったことのない私にできるのか。
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 緑地環境学科の大石先生から西日本短期大学の紹介がありました。
 西日本短大は福浜と二丈にキャンパス(造園実習場)があります。その歴史は昭和23年に始まり、昭和37年には八女にあったそうです。
 二丈キャンパスは5ヘクタール:5町歩あるそうで、元は、段々畑とみかん畑でした。そこを造園その他に関しては学生自らがつくったそうです。噴水は川の水を使い、サイフォン方式ということでした。

 緑地環境学科には、造園芸術コース、ガーデンデザインコース、自然環境デザインコースがあります。
 1年生の女子に聞いたのですが、1年目は座学が多いのですが、週2回この二丈キャンパスにきて実習をするそうです。造園ではなく、ビオトープや造園の部分的なことをするそうです。
 2年になると、4月から造園の実習があり、9月までに設計し、そこから施工をするそうです。
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 唐人町商店街の方です。大石先生のゼミの学生のみなさんは、唐人町商店街でガーデニングをしているとのことです。↓は商店街の方。
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 外へ出てまずはじめにラジオ体操をします!
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 次に学生によるキャンパス案内です。ここが防火水槽とのこと。
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 サイフォン式噴水。傾斜を利用したサイフォン式噴水。
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 キャンパス巡りです。
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 ↓は、ガーコ池です。ガチョウとアヒルです。ここはビオトープ。
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 ↓資格試験があるそうです。
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 ↓ここでテレビドラマの撮影があったそうです。
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 ↓ リースの飾りの準備。
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 ↓こんなのも展示されてました。
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 クズのつるに麻ひもを巻き付けで、その上に植物を挟む感じで作ります。クズのツルの土台リースは学生さんがつくってくれました。
 植物は、剪定したものです。
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 私も作りました。大石先生のリースには、ハリガネやボンドなど人工的なものは使われておりません。
 クズのツルリースの上に麻ひもを巻いて、その上に植物なので、ちゃんとはさまないと植物が落ちてしまうし、うまくやらないと、麻ひもがみえてしまいます。植物は剪定で切ったものです。

 なんでボンドや針金を使わないのかと思いましたが、集中してやっているうちに針金もボンドも必要なくなりました。
 ↓ 私の作品。
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 竹の器を作るので、のこぎりを使って、初めて竹を切りました。私の出身の北海道には竹はありません。
北海道にいた時は、竹林はかっこいいなあなどど思っていましたが、九州にくると、増えすぎて害になることを知りました。
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 羽子板も切ります。やってみて初めてわかりました。このような木の板は木目に直角にのこぎりを入れると切りやすいのですが、目に沿って切ろうとすると難しかったです。
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 初めて、生の植物でリースを作りましたが、楽しくやり応えがありました。
 ギラギラのオーナメントリースは、何かカワイイだけをねらったもののように見えて嫌でしたが、今回、生の植物だけを使ったリースを作ったことで考え方が変わりました。
 
 クリスマスは本来、冬至があけるお祭です。
 常緑樹のグリーンは、冬の間も緑なので生命力のシンボル、永遠の命のシンボルではないかと思います。
 夜が一番長い冬至があけて、クリスマスを迎え、人々は生命力、永遠の命を願ったのではなかろうかと思います。
 やはり、造花や人工的なものより自然にある緑を使うのがふさわしく思えました。

 この学校案内とリース作りを通して、クリスマスの意味や、西日本短大及び学生さんのことを思うことができました。

   大石先生 お誘いいただきありがとうございました。楽しく有意義でした。

                                         岩 井


 



 
  
     

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