建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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 本日、2015年12月4日(金)14:50~17:00、芸術文化企画演習の授業で「玉椿旅館魅力再生プロジェクト」事前学習を行いました。前回、「来週は事前学習」ということをお知らせしていたので、みなさん、それぞれの興味関心に応じて調べてきました。
 出席者(敬称略)は、三村 向野 汪 本田 尾上 野海 山内 の学生のみなさん 岩井 鈴木さんです。

 今日はまずはじめに、玉椿旅館そのものではなく、更に大きなエリアである川棚温泉や下関や萩なども加えて
お互いが調べてきたことを出し合います。(川棚温泉に行ったことのある人は誰もいません。下記は未検証。)

 【川棚温泉全般について】
 ・下関の奥座敷、山の中だけれどもアクセスは良い。
 ・祭り「舞龍祭」があり、ヨサコイの踊りもやっている。
 ・食べ物では「瓦そば」「ふく」が有名
 ・川棚温泉の温度は41.1度。
 ・交流センター「川棚の杜」では寄席や音楽コンサートをしている。
 ・小野小町の墓がある。(全国にあるうちのひとつ)
 ・リフレッシュパーク豊浦ー植物園
 ・クスの森がある(天然記念物で日本3大クスの一つ)
 ・厚島(あづしま)展望公園
 ・津島まで車で行ける距離である。
 ・青龍伝説→パワースポット?
 ・妙青寺に雪舟庭園がある。
 ・川棚温泉は偉人が愛した町
   →偉人:種田山頭火、アルフレッド・コルトー・毛利侯
   →「景色が良い」「病気を治す効果」

 ・種田山頭火は昭和7年から100日間逗留した。
 「湧いてあふれる中に寝ている」という句碑がある。

 ・毛利綱元ー1693年殿さま専用のお風呂を設置。
     身分が高くないと入れない等の入場制限があった。
     川棚温泉御定書(一の湯、二の湯、三の湯)
 萩の藩主 毛利綱元は妙青寺に本陣があり、川棚温泉を発見。薬師院を建てた。温泉が出た。
  ※どうやって萩から川棚へ来たのか?
 
 ・アルフレッド・コルトーについて
  フランス人 ピアニスト 昭和27年に来日、川棚温泉の旧川棚観光ホテルに滞在。そこが気に入り、厚島(あづしま)について「この島を買いたい」と村長に行ったところ「永久にこの島に住むならさし上げる。」といった。しかし、フランスに帰ったコルトーはもう日本に来ることはなかった。この厚島のことを「孤留島(コルトー)」とすることを提案した。

 ・2008年下関市長がパリを訪れて、下関市とエコールノルマル音楽院がパートナーシップ調印式を行った。

 ・交流センター「川棚の杜」(2010年竣工設計隈研吾)にはコルトーホールがある。

 ・コルトーと川棚温泉 企画展がある。音楽コンサートもあるのか?


 【登録有形文化財について】
 ・1996年文化財保護法の改正によってできた。
 ・国土開発や都市計画の進展により消滅の危機にさらされた建物を守る為。
 ・2004年にはそれまで建造物のみだったのが、記念物・民俗も含まれるようになった。
 ・国の指定する文化財は指定まで時間がかかり、また、よく理解されることなく開発等のため壊される危機にあるが、届出制・登録制にすると地域の中の文化財が地域の人々の中からボトムアップで上がってきやすくなるので、文化庁も把握しやすく、地域の貴重な文化財も守りやすくなる。
 ・登録抹消も可能。
 ・指導と助言の緩やかな措置。
 ・助成金はない。意識づけ。
 ・条件として、以下の3つがある。
  原則として建ててから50年を経過したもので、かつ
   1)国土の歴史的景観に寄与している。
   2)再建が難しい。
   3)造形の模範
 
 ・登録有形文化財の建造物だけで10,392件ある。

 そして、話し合いの中では以下のことがリストアップされました。
 【本日はわかっていないこと】
 ・川棚温泉の位置関係(地図が必要である。
 ・交流センターで寄席が行われるいきさつ。
 ・なぜよだれかけが売られているのか。
 ・偉人達が川棚温泉に住みたがるのはなぜか。
 ・川棚温泉エリアの観光客の数。
 ・宿泊客の過去から現在にわたる増減と変化
 ・昔の温泉街の雰囲気はあるか。
 ・交流センターで何をしているのか。
 ・相撲について、巡業はないのか。最近関取は出ているか。
 ・マップはあるか(観光マップ)
 ・玉椿温泉だけの問題なのか、川棚温泉全体の問題なのか

 【温泉に行きたくなる要因は何か】
 ・景観
 ・歴史※特に昔は選ばれた人しか入れなかった温泉に今は誰でもはいることができる。
 ・温泉の効能
 ・人が少ないから行きやすい

 【川棚温泉でインタビューしたい人】
 ・川棚温泉の歴史の中での川棚温泉エリアの変化(時代背景や経済の状況とともに変化する観光客数など)
をよくわかっている人。 
  
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 研究室の同人で建築士であり、長年福岡の都市づくりにかかわってきた鈴木さんが来てくれたおかげで、この「玉椿温泉魅力再発見プロジェクト」の見方がわかってきました。
 これは、玉椿旅館のみならず、川棚温泉エリアで捉えた方がよいのではないかという考えがでました。来週は、本日わからなかったことを、参加学生各々が調べたり考えたりしてきます。
 
 授業後の感想として以下の意見がでました。
 「一人ひとりの調べてきたことから、内容がつながり、更に深く考えることができた。」
 「やはり直接その場に行ってみないとわからないことが多くあると実感した。自ら行って確かめることが大切なことだと感じた。」 
 
  ー来週は更にプログラム(仮)に沿って積極的に具体的に話を進めたいものです。

                                           岩 井

            
   


 


 





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