建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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 「菊池たてもの応援団」と「きくちラボ」の主催による<まちを繕うワークショップ>に参加してきました!! 私個人は昨年2月8日に開催された同ワークショップで、同じく松倉邸南側の壁の修理に参加したことがあるので、今回は2回目の参加になります。

   
    開催日:2月28日(土)9:30-12:00
    場所 :菊池市松倉邸
    テーマ:「建具(襖など)が壊れている。」
    講師:栗原幸一氏(木製建具・ふすま 栗原建具店3代目)
        松田公伸氏(菊地たてもの応援団)

 ↓今回は1歳のほなみちゃんも母さんと一緒に参加しました。
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 まず、振り返りとしてこの松倉邸が傾いていたのでそれを修理した様子を映像でみました。
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 さて建具です。なかなか動かないので動くようにします。
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 家全体が以前は傾いており角は56㎜おちておりました。この前回はこれをなおしたのですが、100%なおそうとすると家全体のバランスが悪くなるとのことです。
 松倉邸南側は全体が傾いておりますので、この日は結果として、窓もこのような↓感じになりました。更に修理するには三角の細い木を入れるとのことでした。
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次は透かし彫り欄間と組子障子です。↓
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 こちらは取り外して、この家の本来の建具はプロが修理します。
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 ワークショップでは、建具職人の栗原さんがつくってきたものを現場で調整するという作業を見ました。
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 ↓の道具を使いながらの調整で、のこぎりと鉋・数種類を使い分けてました。P2288648
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 「こみせん」の存在を知りました。柱と土台、又は、柱と桁などを直角に固定するための角材で、樫(かたい)が使われています。和風建築物に使用。
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 和釘や、くさび等↓右が込み栓。
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 もう一つのガラス戸のガラスの一部が壊れていたので直します。
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 壊れている部分のガラスのみを取り外して、
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 同じ大きさに切って、
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 またはめる。
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 さっと、15分以内で修理は終わりました。早かったです。
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 今回のワークショップに参加してみて、窓だけ、きっちりかっちり〇〇㎝にすればいいというものではないし、家が傾いているからといって土台だけ100%あげればそれで済むという訳ではないということがわかりました。調整しながらベターな結果になるにはどのようにしたらよいかということを考えながら、部分ではなく、家全体として捉え、バランスを保つ調整をすることで家は成り立つのだと思いました。
 この他に、このような日本家屋は、家の傾きを直すにしてもガラス窓を直すにしても、部分部分でなおしていくことができるということ、また、どのようなものがDIYでできるもので、どのようなものがプロの職人さんの手を借りなければならないのかもわかりました。
  「全体を考えて部分をなおす」ということを学んだ2時間半でした。
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        次回、3月14日のこのワークショップでは何をなおすのか!!
        こうご期待!
                                      岩  井






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