建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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 2014.9.4-9.7まで、ベルリンとゲルリッツで開催された国際シンポジウム「文化政策による中小都市の再生」に参加して来ました。
 私自身は9月2日にベルリン入りし美術館などを見学、9月7日以降はドレスデンから移動しブリュッセル、アントワープ、アムステルダムを一人で巡ってきました。以下に、シンポジウムとは別に私が3か国を巡ってとってきた写真・見聞録を載せます。
 KLMでスキポール空港からヨーロッパに入りました。
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 スキポール空港からドイツのテーゲル空港へ向かいます。
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地下鉄に乗ってお世話になる予定の山下まちこさん・ダニエルさんのご家庭へと向かいました。
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 以前、藤原先生の指導学生であった山下真知子さんのご家庭で9月2日~4日までお世話になりました。まちこさんとダニエルさんご夫妻、子どもさんたち(きょうちゃん、はなちゃん、ヤノシュくん)、皆さん 楽しい方たちです。ダニエルさんは九大を出ていて、日本ツウ。囲碁をうったり、日本の歌が好きだったりします。
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 色々な種類のお酒もいただきました。
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なぜかこの方のレコードを所有しているダニエルさん。
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 9月3日はベルリンを見てまわりました。まずは、ベルリン国立絵画館に行くためにポツダム広場へ。
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 ベルリンの壁の一部が記念碑のように展示されておりました。
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ポツダム広場にあるソニーセンターは、ソニーのヨーロッパの拠点とのことです。2000年完成。設計者はヘルムート・ヤーン。
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 聖マタイ教会の後ろを通ってベルリン国立絵画館へ行きました。
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 ここでは念願だったカラヴァッジョを見ることができました。ここにはデューラー、ヤンファンエイク、レンブラント、フェルメール、ジョルジュラトゥール、ブリューゲル、ボッティチェッリ等々、本当に本物の素晴らしい絵画の数々があり、いつまで見ていても飽きないものでした。本当に素晴らしいコレクションです。日本にいたのではこれだけのまとまったコレックションを見ることはできません。しかし、私は1日でベルリンを巡らないといけないので、泣く泣く絵画館を後にしました。
 その後、すぐ近くにあるベルリン州立図書館に行きました。 P9030071
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 日本では、県立図書館や市立図書館は、無料で誰にでも開かれております。当地の市民ではない旅行者でも閲覧だけなら無料でできるので、ご当地の情報を知りたい時には図書館に行けばよいのです。日本では当たり前でした。しかし、そんな日本人感覚はドイツでは通用しませんでした。ドイツの図書館は旅行者には開かれておりません。入口にはチェックカウンターと入場をチェックするバーがありましたので、受付の方に聞いてみたところ、入館するにはメンバーカードを作らねばならないとのことで、そのメンバーカードを作るにはベルリンに住所を持っていなければならない、そして、ひと月使いたいなら12ユーロ、年間使いたいなら30ユーロを支払わなければならないと言われました。私は旅行者のための一日券はないかと食い下がりましたが、無いとあしらわれただけで、他のアドバイスもなく、ただその場を去るしかありませんでした。ベルリンの図書館で拒絶されましたが、国立絵画館に附属している芸術図書館なら入れてもらえるのではないかと思い、絵画館に引き返して、入館させてくれるよう頼みましたが、ベルリン州立図書館と同じことを言われ、入れてもらえませんでした。日本とは随分違う考え方があることを知りました。ベルリンに住所をもっており且つ月会費、又は、年会費が支払える人のみに図書館は開かれているのです。図書館はその社会的地位に関係なく誰にでも開かれ、利用者にチャンスを与える場所だと思っていた私には、門前払いをされ、又、ヒエラルヒーを象徴しているように思えてショックでした。国が違えば考え方も違うのだということを知らされました。無料で誰でも入館・資料の閲覧ができる日本の公共図書館はとても有難い存在だということが、外に出てみて初めてわかりました。

 ↓はメンバーカードを作る受付カウンター。
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クロークもありました。
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 しょうがないのでベルリンを象徴するところへ行くことにしました。そこからウンターデンリンデンを真っ直ぐ進みます。
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 ベルリンのシンボルはなぜか「熊」とのことです。由来に関しては諸説あるようですが、本当に熊が出没し、野球チームのマスコットにも熊が採用されている北海道出身の私には、なんとなく共通項があるように思えました。
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 ↓道路を掘り返して工事をしているところがあちこちにありました。
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 ドイツの信号機に描かれている「アンペルマン」のキャラクターグッズショップがありました。手前にはなぜか日本の信号機も設置されております。
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 ↓ベルリン国立歌劇場。
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 ↓フンボルト大学。
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 「異様に工事が多い」と思いながら歩いておりました。インターネットをみてみると以下の記述を発見。「ベルリン王宮は、1950年に東ドイツ政府によって爆破され、2008年半ばに解体された。その後、この王宮の再建計画がまとまり、2019年(予定)に複合文化施設「フンボルト・フォーラム」として蘇ることになった。再建工事は2012年6月21日の始まった基礎のボーリングをもって正式に開始された。」
 写真中央にあるガラポン抽選機のような形をしたものに目を奪われましたが、これは、<Humboldt-box(フンボルトボックス)>といい、ベルリン王宮(内部は文化施設となる)再建プロジェクトを紹介するための施設で、内部にはカフェレストランもあるとのことです。
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 ベルリン大聖堂。
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 その次に旧博物館(Altes Museum)を見てきました。
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 通りのお店ではお寿司が売られておりましたョ。
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 ↓3.9ユーロでこんな感じでした。
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 山下家に帰ってから、ベルリンのスーパーに連れて行っていただきました。
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 山下真知子さんダニエルさんのご家庭は私と吉峰くん、旅人さんの他にもワーキングホリデイに来ている方などがいました。
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 山下さん ダニエルさんの二男のヤノシュ君。なぜかこのポーズ。
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 ベルリンにソニープラザのような建物があるということ、ベルリン王宮という名の大規模文化施設を建設しようとしていること、その為の工事があちこちでされているということ、空港の問題も含めて再開発しているということを初めて知りました。ベルリンはいつまでも過去の遺産で食いつないでいるわけではないということがよくわかりました。きっとこれからも発展していくのだろうと思います。
 山下真知子さん、ダニエルさん みなさん、お世話になりました。本当にどうもありがとうございました。みなさんのお陰でとても楽しく、有意義なベルリン滞在になりました。心より感謝申し上げます。
                 
                                       岩 井  

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