みなさま、すでにご存知のことと思います。
すでに昨7月10日からの新聞、インターネット新聞等で紹介されていますが、ふ印ボス(藤原惠洋先生)も委員会メンバーとして参加している文化庁文化審議会世界文化遺産特別委員会が台風の中、7月10日(木)午後に文化庁にて開催されました。そして審議の結果、「長崎教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)の世界遺産推薦を了承、今後の関係省庁連絡会議、閣議了解を経て、2015年2月までに正式の推薦書をユネスコに提出。それを受けてさ来年に開催される2016年ユネスコ世界遺産会議において審査されることとなります。
ふ印ラボも関わっている天草市にも、重要な構成資産のひとつとして位置づけられた崎津教会堂が あります。熊本大学の田中尚人先生の指導下、同地では住民参加による富津ラボも展開しており、数多くの方々の努力によって構成資産やバッファーゾーンが保存管理されています。それだけに私たちもほんものの世界遺産への道のりをしっかりと見守っていく必要があります。
以下、共同通信ニュースより。
文化審議会の特別委員会は10日、2016年の世界文化遺産の登録候補として「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦することを了承した。政府は閣議了解を経て、15年2月1日までに正式の推薦書をユネスコに提出する。登録可否は16年夏ごろの世界遺産委員会で決まる。(共同通信2014年7月10日 16時48分 (2014年7月10日 18時15分 更新)
世界文化遺産の推薦枠は各国年1件。地元自治体が早期推薦を求めていた「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」(北海道、青森県など)や「宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)など4件は今回の推薦を見送った。