2013年10月21日に、僕は、半年ぶりの台湾に帰って来た。
福岡空港から見た看板の平仮名、カタカナは、台湾に到着した2時間後には、看板の文字が繁体字になり、僕の目の前に現れ、そしてただいま、台湾!
来日して以来、初めての帰省は、僕にとって特別なうえに、2人の女子大生ー蒔田真弓さん、尾方里優さんが一緒に台湾へ見学に来ました。
半年ぶりの台湾の僕と初めての台湾の2人の女子大生は、いったいどのような台湾の旅をしたのでしょう。続けて読んでみてください。
晩御飯はホテルの近くにある南陽街(進学塾や言語学習塾や公務員試験塾で有名なエリア)で食べました。
注文したのは、麵線糊と臭豆腐。臭豆腐は台湾で庶民の味です。外国人にとって苦手そうですが、勇気を出して臭豆腐を食べた2人は、どうやら気に入ったそうでした。(^^)
少し付近をぶらぶらとし、また水煎包を食べ、タピオカティーを飲みました。お腹はいっぱいでしたが、僕は思う存分故郷の味を堪能しました。
その後、台湾大学付属病院の児童医療センターは台湾ではトップの児童病院です。いっしょの蒔田さんの専門はホスピタリティですから、ちょっと足を伸し、児童医療センターへ見学に行きました。
龍山寺
龍山寺は台北人の信仰の中心とも言え、人々は絶えずに参拝に来ます。
ここでは台湾の信仰の多元性も見ることができ、台湾定番の神様がほとんど揃っています。観音菩薩、媽祖、文昌帝君、月下老人などなど。
もう一つ紹介したいのは、「擲筊」です。神様に自分の願い事を伝えたあと、「擲筊」した状態によって神様は願う事に対して、叶えるかどうかを決めます。
(一正一反は叶える、両方が同じ場合は叶いません)。
数学が得意な方はきっと気がついたでしょう。四分の一や二分の一の確率のルールではないでしょうか。
華山文創園區 そのあと、スターバックスで、僕の先輩(頼蕙琦さん、国立台湾博物館勤務)から、3人に台湾百年物語という本をいただきました。とても綺麗な本で、台湾の歴史発展を勉強するのにも役に立つ本です。(尾方さんは、その夜に読んでいたそうです。) 故宮博物院では、かなり見学者が多く、混雑していたため、なかなか穏やかにのんびりと見学はできませんでした。僕は何回も故宮博物院を訪ねていますが、白菜と肉形石は何回見ても飽きません。 帰り道、ちょっと士林夜市に寄り、またもう一度台湾の食べ物を2人の女子大生に満喫してもらいました。最後に、大腸包小腸、水煎包、台湾ビールを買い、駅前の広場で食べ、3人共大満足でした。
10月22日の朝、文化部に行き、何人かの人たちに2人を紹介しました。みんなで楽しく話をしたあと、隣りの華山文創園區に行き、台湾の古い建物の再利用の事例を見学しました。
ここは市の中心地にあり、訪ねる人も多く、レストラン、映画館、ギャラリー、ライブハウスなどや緑もあり、いろいろなニーズに対応した、いわゆる都市のオアシスとも言えます。
それなのに、博物館のキャパシティは決まっていますから、館内の混雑は、見学のクォリティーに影響するだろうと思います。やはりこれは管理面を今後考えていかなければいけないでしょう。
黄金博物館
10月23日は、友人のマコトさんに頼み、僕たち三人を車で九份まで連れて行ってもらいました。
目的は二つありました。その一つは、宮崎駿の映画の「千と千尋」の場面は九份の坂道を基づいて作ったそうなので、そこに行ってみる価値がありました。
二つ目は、黄金博物館の館長さん(蔡宗雄さん)とお会いして、山本作兵衛の作品と國盛麻衣佳さんの作品を博物館で交流展覧会の可能性の模索を相談することです。
館長さんは積極的な性格の方で、大賛成してくれました。実は今年の一月に田川石炭博物館も黄金博物館を訪ね、両館の交流事業について打ち合わせたのですが、事情により、計画はそれから進みませんでした。
これからはこの交流事業を実現させることを目標として取り組んでいきます。僕は台日の架け橋という使命感をもって、いつか台湾と日本の作品を両国で展覧会を催すことができるように頑張りたいと思います。博物館のスタッフー林さんから館の発展と展示などを詳しく説明していただき、とても感謝しています。
藤原先生
10月24日は、先生が台湾にいらした日で、僕たちは空港まで先生を迎えに行きました。淡水にある承億文旅ホテルでチェックインを済ませ、時間が無駄にならないように、早速、台北市内に移動し、松山菸場という創意園区を訪ねました。
松山菸場創意園区の前身は製煙草の工場です。国家の政策に応じて、廃棄された空間を再利用し、台湾の設計で、創意の発信地となりました。
帰り道、ちょっと屋台に寄り、楽しく食べながら、話したのは人生何よりの至福でした。
BY D1 柯勝釗