建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
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 九州大学大学院芸術工学府「芸術・文化環境論」の演習成果のグループ発表が行われました。今回はA班とC班。

 A班は<箱崎地区を元気に-九州大学箱崎地区における空き家プロジェクト>です。
 現在、箱崎地区にある九州大学のキャンパス移転に伴い、空き家が増えるのではないかと想定。これを有効に活用・再利用し、箱崎地区に活気を与えるプランを考えました。
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 「場所は箱崎1丁目県道21号線。両側に個人店舗の空き家が約十数件あった。電気店、金物店、居酒屋、スナックなどがシャッターがおりたまま閉店状態になり、テナント募集の貼り紙がある。通り全体としてはさほど寂れた印象はなかった。「ハトマーケット市場」に空き家が集中し、寂れた印象が強い。賑やかだった頃は、細い通路の両側に計14区画の店があっただろうが、現在営業しているの通りに面した魚屋2軒、果物屋1軒の計3軒だけである。
 このような箱崎であるが、一丁目は人口が増えている模様。小学校が近く、ゆめタウンがあるとのこと。ハトマーケットは、、以前はこの近辺の台所の役割を果たしていたというが、現在はその面影はないようだ。しかし、周りにはマンションなど建物があり、人口流出で困っている感じはない。」

このハトマーケットにある11区画を活用して、交流拠点ができないかというのがA班の提案です。

 (ハトマーケットで実際に店舗を持とうとするならば、それはできるのであるが、ハトマーケット全体の大家さんは、地元の人や知っている人に貸したいという意向をもっているとのことです。)

再生案として、アーティストインレジデンスがでました。ハトマーケットの2階をアーティストの宿泊施設にして、1階をアトリエにする。できた作品を空き家に展示するというものです。
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 この他にも、ハトマーケットで 標本・スケッチ・古本。写真・手作り作品を展示し、地域住民の交流拠点にしようということです。
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A班は、地元の商店街に行く人の流れを作りたいとのことであった。その際に、以下の<はこフェス>とコラボレーションすることも考えられていました。
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 この他、門さんから<はこざきフェスティバル>の報告がありました。これは、筥崎神社の放生会の開催に合わせたアート企画で、9年前、NPO法人<筥崎まちづくり放談会>が立ち上げたもの。はこフェスの企画運営メンバーは、事務局の齋藤昌平さんを中心に、商店街連合会の代表、九大生、地元有志などです。イベントとしては、路上ライブやパフォーマンス、アート作品の展示やワークショップがあるようです。そして、今年度はハトマーケットの何区画かを借りて、展示会をするとのこと。

 昨年の記事参照http://www.data-max.co.jp/2012/09/10/2012_1_dm1716_2.html

  今年の<はこざきフェスティバル>は、2013.9.12(木)-18(水)。

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 質疑応答の中では、

  A班の空き家プロジェクトを実際のものにしていくためのスケジュールはどうなのか。資金や人はどのようにするのか、展示場をつくってはたして本当に人が集まるのか。アーティストインレジデンスといっても、アーティストが場所を選ぶといったことがでました。
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 A班のみなさま、現場調査などお疲れさまでした。

 以下にインターネットにあった関係記事と事例の報告書を張り付けます。
 

地域の空洞化に歯止め(YOMIURI ONLINE)より

 27日開かれた産業構造審議会(経済産業相の諮問機関)で、商店街の再活性化を目指す特区制度の創設や、中心市街地活性化法を含む「まちづくり3法」の改正を盛り込んだ提言案が了承された。商店街はどのように変わるのか。(佐藤友紀)

  商店街の現状は。

  地方を中心に人口減少や郊外の大型店との競争激化で苦戦が続いている。空き店舗が並ぶ「シャッター商店街」の増加は、地域の活力を奪うとの懸念が強い。

 経済産業省が千葉市など全国14市を対象に行った調査によると、14市合計の2011年の年間小売業販売額(推計)は約770億円と02年から約4割も減少した。大型店舗を中心とする市街地外は約4370億円と、02年比で8%減にとどまっている。

  新たに設立する特区のイメージは。

  空き店舗や未利用地を取得したり、借り受ける事業者に対する税制上の優遇措置を与えて再開発を促すことや、商店街で町おこしのイベントを行う時に、道路の使用許可などの手続きを簡単にできるようにすることが検討されている。

  改正する「まちづくり3法」とは。

  中心市街地活性化法、都市計画法、大規模小売店舗立地法からなる。1998年に成立、2006年に一部改正した。中心市街地の活性化を目的に制定され、国が自治体に財政支援したり、大型店が立地できる地域を制限したりしている。しかし、06年の改正後も市街地の高齢化や空洞化が止まらないため、再び改正をすることにした。

  制度の主な改正点は。

  街づくりを検討する市町村と商店街店主らが共同で開く協議会の権限を強め、決めたことを着実に行動に移せるようにする。大型小売店も会議に参加したり、地域貢献を求められる方向だ。

 市街地内で集客力のある大型店が急に閉店すると打撃が大きいため、閉店する際は事前に市町村に連絡することを求め、対策を検討する仕組みも検討している。

2013年5月28日  読売新聞)

 報告書↓
 
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2007/download/070702jireikenkyu_kani.pdf#search='%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%94%A3%E6%A5%AD%E7%9C%81+%E5%95%86%E5%BA%97%E8%A1%97%E7%89%B9%E5%8C%BA%E6%A7%8B%E6%83%B3'―---------------------------------------------

 次、C班!。C班は高架下スペースの有効活用についてです。
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C班は、初動期、成長期、持続期、発展期とわけて考えました。

 初動期はここがブラウンフィールドだという認知が重要とのこと。

  1)清掃活動  2)トロッコ花壇⇒野菜栽培 トロッコ花壇の先行事例はデンマーク

  3)緑化活動 をするそうです。

成長期は、
壁アート 雰囲気を明るく 壁面緑化 工作を兼ねた遊具作成 ボール遊びの広場

  持続期は、飲食店・コンビニ(コンビニは24時間営業なので防犯) 保育園 工作教室 お母さん     たちのコミュニティをつくる。天井に鏡をつけ、光を導入する。

発展期は、情報文化の発信 初期にこの企画を立ち上げたメンバーがそこから離れる。新しい風を入れる。


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先生からは、高架下が法律的にどんな場所なのか?何をやって良いのか悪いのか。誰に問い合わせたらよいのか。という質問がでました。
また、この提案が筑前簑島駅があったという歴史的な文脈をおさえているとのことでした。

 その後、アダプトプログラムのお話が出ました。
 まち美化アダプトプログラムとは、市民と行政が協働で進める、新しい「まち美化プログラム」のことで、アダプトとは 養子の意味。一定区画の公共の場所を養子にみたて、市民がわが子のように愛情をもって面倒をみ(=清掃美化を行い)、行政がこれを支援するということ。
市民と行政が互いの役割分担を定め、両者のパートナーシップのもとで美化を進めます。p://www.kankyobika.or.jp/adopt/adopt-program

以上、2つの班の発表が終わりました。

先生の総評によりますと、「人間の暮らしに影響を与えるのが提唱者としての役割」とのことです。
2つの班ともに、これらのプログラムが実行されれば、住民に大きな影響力を与えそうです。


大学の授業で学ぶのは、答えのある問題を解くことのように思われます。しかし、大学院での授業は、答えの無い問題の取り組み、解決する手立てを具体的に、実証的に提示することだと考えます。

                        岩   井


 


 


 


 


 


 


 


 





 


 








状態になり、テナント募集の貼り紙がある。

 

箱崎1丁目県道21号線両側に個人店舗の空き家が約十数件あった。電気店、金物店、居酒屋、スナックなどがシャッターがおりたまま閉店状態になり、テナント募集の貼り紙がある。

2回見学に行ったのはどちらも平日午後で、高齢者をはじめ、通行人は少ないが、通り全体としてはさほど寂れた印象はなかった。

散らかっている空き家の中では、「ハトマーケット市場」に空き家が集中し、寂れた印象が強い。賑やかだった頃は、細い通路の両側に計14区画の店があっただろうが、現在営業しているの通りに面した魚屋2軒、果物屋1軒の計3軒だけである。

 

箱崎1丁目県道21号線両側に個人店舗の空き家が約十数件あった。電気店、金物店、居酒屋、スナックなどがシャッターがおりたまま閉店状態になり、テナント募集の貼り紙がある。

2回見学に行ったのはどちらも平日午後で、高齢者をはじめ、通行人は少ないが、通り全体としてはさほど寂れた印象はなかった。

散らかっている空き家の中では、「ハトマーケット市場」に空き家が集中し、寂れた印象が強い。賑やかだった頃は、細い通路の両側に計14区画の店があっただろうが、現在営業しているの通りに面した魚屋2軒、果物屋1軒の計3軒だけである。

2回見学に行ったのはどちらも平日午後で、高齢者をはじめ、通行人は少ないが、通り全体としてはさほど寂れた印象はなかった。

散らかっている空き家の中では、「ハトマーケット市場」に空き家が集中し、寂れた印象が強い。賑やかだった頃は、細い通路の両側に計14区画の店があっただろうが、現在営業しているの通りに面した魚屋2軒、果物屋1軒の計3軒だけである。

























 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 



 


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