朝8時40分からに1講目は始まります。 木曜日は海外フィールドワークの授業。
この授業では2人の先生によるプログラムがそれぞれ展開されます。どちらの先生のプログラムも海外に行き、海外の文化や美術を発見したり、海外の環境を実際に自分で体験したりすることを通して、海外を知り、考え、生きる力を身につけようというものだと思います。学生の中にはこの海外FWが初海外という人もいるはずです。
石川先生は、韓国への旅です。ソウル大公園、仁寺洞ギャラりー、国立現代美術館、明洞、そして、ナヌムの家を訪問するとのことでした。仁寺洞ギャラリーとは何か?-仁寺洞はインサドンと読むそうです。あるサイトによると、「韓国のの伝統文化が息づく街。韓国の昔ながらの工芸品や芸術品、昔風の建物が並び、他の街とは全く違った個性を持つこの街に実はギャラリーがたくさんあることを皆さんはご存知でしたか?!数にすれば50箇所はくだらない?というくらいたくさんの画廊がここ仁寺洞に点在しているんです。でも建物の2階や3階にあったりするので、意外にその存在に気づいていらっしゃらない方も多いのではないでしょうか」とありました。
ナヌムの家とは?-戦争時代、日本軍人たちから性的暴力を強いられ、「従軍慰安婦」の被害にあったハルモ二(おばあちゃん)たちが集まり共同生活をしている場とのことです。1992年ソウルで初めてのナヌムの家ができました。ナヌムとは「分かち合う」という意味だそうです。
石川先生によると、彼女たちの絵は稚拙であるが、魂のある絵であるということでした。魂が無い作品は、芸術ではないとのことです。
ナヌムの家のハルモにたちも絵を描いているのですね。-旅行費用は5万円くらいということでした。
藤原先生のプログラムは例年と同じバリのウブド編と、今回はじめてのプログラム、フランス・オランダ編です。
バリはガムランWSの話、デワスギ家の話、キンタマーニさんが阿蘇山のようだという話がありました。もう一つのフランス・オランダ編は創造都市と欧州文化首都を現地調査するというもの。