ふ印ラボ関係者のみなさんへ
日頃より、研究+教育のそれぞれの分野において各自が努力してくださっていることに敬意を表します。
新年度も4月からはじまり、定例ゼミも14回開催してきました。
各自の研究テーマを巡る発表や討論もすでに二巡目を終えました。
夏期休暇も近いですが、実証主義的な研究を旨とするテーマに関しては、8月から9月にかけての期間は研究素材や資料を創出していくためにきわめて重要な時期となります。
研究に関する次なるステップを構築していくには、個別の相談も欠かせませんが、それ以前に研究室としての動きを再度見直しておくことが肝要です。
そこで、7月10日(火)午後1時〜3時 ふ印研究室の動きに関する重要な話し合いを開催しますので、可能なかぎり参加してください。
そして各自は研究テーマの再調整をほどこしたうえで、計画・工程表(スケジュール)を作成のうえ望んでください。
時間的に都合が悪い場合は、計画・工程表を藤原に渡してください。あらためて面談のスケジュールを用意していきます。
また内容面から個別の面談を希望される場合は、面談のスケジュールを用意していきます。
〈話し合いに必要な計画・工程表(スケジュール)〉
●研究テーマの再調整
(1)研究テーマ (2)研究の目的 (3)研究の方法 (4)先行研究に関する現時点での知見 (5)今後、研究を進めていくうえでどのような実例、実際の場所、実証素材、などを利用して行くのか (6)研究成果のイメージ
●フィールドワーク
(1)研究テーマに必要な現地調査計画を示してください。(2)そのうち夏期休暇時にどのようなフィールドワークを行うのか? (3)日程はどうするのか?(4)経費はどうするのか?(5)調査の方法はどうするのか?(6)調査に必要な道具は?(7)調査に必要なスタッフは?
●論文化、学会参加、学会発表
(1)研究テーマの論文化は進んでいるのか?論文化の工程を示してください。(2)論文をいつ、どのような学会(アカデミー)に対して発表するのか? (3)論文化に向けて困っていることはないか?日本語のサポートはだいじょうぶですか?
●(必要なかた)就職活動
(1)就職活動の概要を示してください。工程を示してください。(2)就職活動に対して藤原や研究室のOBOGがサポートできることはないですか?
●(必要なかた)留学活動
(1)留学活動の概要を示してください。工程を示してください。(2)留学活動に対して藤原や研究室のOBOGがサポートできることはないですか?
以上をみなさんと一緒に相談します。
一方、久しぶりに懐かしいJohnくんが戻ってきました。九州には7月8日に来所し、7月30日までの日本滞在です。
この日は、定例ゼミにおいて、Johnくんがカリポリ・ポモナ校環境デザイン学部を首席卒業に至った有名な卒業作品の発表をしていただく晴れがましいひとときにもなりますので、ぜひお立ち会いください。すでにパワポが届いており、さすが良い研究計画であると関心しながらのぞいているところです。
翌7月11日(水)夜7時〜9時 環境創造研究会において講演をしてくれます。
藤原 惠洋
九州大学大学院教授
keiyo@design.kyushu-u.ac.jp