建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
昨年に引き続き、今夏も熊本県天草市の東シナ海を見はるかす西海岸要衝の港町・高浜(たかはま)地区へお誘いします。

いつもお世話になっています。九州大学大学院芸術工学研究院の藤原恵洋です。(関係の方へ転送大歓迎!)fujihara.keiyo.083あっとまーくm.kyushu-u.ac.jp

昨年の成果は「月刊杉」69号に堂々と報告させていただくことができました。
今年もプログラムをより積極的に発展させつつ第2回高浜フィールドワーク+リデザインワークショップを開催することとしました。
どうぞ関係のみなさまにおかれましては万障お繰りあわせのうえ奮ってご参加下さい。

◎日程 2012年7月14日(土)~16日(月・祝)

◎会場・場所 熊本県天草市天草町高浜地区 全域を活用

◎主旨と目的 東シナ海を望む天草市の西海岸は今なお無垢な浜辺や港町が静謐なまま残されており、訪れる者が心の眼で気づけばその景観や町並みのたたずまいに感じ入ることこのうえない奇跡のような一帯となっています。今をさる百有余年前、当地へ誘われるように訪れた与謝野鉄幹をはじめとする青年文学者たちの紀行グループ「五足の靴」の一行もこうして高浜を訪ね、軒先の高浜葡萄に気づきながら、さらに難儀な深夜の山道を這うように大江天主堂のパアテル(神父)さんのもとに辿り着いたのでした。彼の景勝地の素晴らしい景観と浪漫溢れる物語を読み解きながらユニークなフィールドワーク手法を援用しつつ、高浜地区に隠された数々の文化資源を探索、そこから国指定登録有形文化財の上田家、わが国最大の陶磁器原石産出を誇る天草陶石、江戸以来の歴史的な町並み、五足の靴の面々を驚かせた高浜葡萄、風光明媚な白鶴浜、中山間地を豊富に包み込む地元産材の杉資源、といった豊かな地域固有資源をリデザインしていくことで、次世代・近未来へ高浜の魅力を伝えていくとともに住んで良し訪れて良しの地域再生をめざすものです。


◎昨年発掘の課題と提案を継承発展させていくプログラム5つのテーマ

プログラムA    歴史的建築文化財まちづくり
高浜の空間資源としての国指定登録有形文化財上田家の再評価と利活用の提案を行う。さらに町並みを構成する歴史的建造物群の基礎調査を通して、歴史資源を活かしたまちづくり提案を行う。

プログラムB プロダクトデザインものづくり
高浜固有の文化資源として江戸以来の天草陶石に注目、産出地の矜恃を再評価すると同時に、次世代・近未来へ向けた天草陶石の利活用に関するリデザイン提案と試作品を通した検証を行う。

プログラムC 景観と町並みを活かした観光まちづくり
高浜固有の文化資源として白鶴浜や高浜港の景観と町並みを活かした着地型観光のシナリオ創出と観光開発プログラムの試作提案を行う。

プログラムD 高浜葡萄を活かしたソーシャルビジネスプロデュース 
五足の靴が注目した高浜葡萄の再生と地ワイン産業化へ向けたソーシャルビジネスプランの提案を行う。

プログラムE ホスピタリティあふれた町並整備のための公共サインづくり 
高浜の地域固有資源としての天草陶石と杉材をマッチングさせたハイブリッド型公共サインのデザイン提案と試作を行う。

その他の提案を随時受け付けます!


◎モデル・スケジュール

7月14日(土)午前8時 九大生は大橋キャンパス集合。九大バスにて天草市へ。

      午後1時 天草市天草町高浜 現地集合 高浜公民館ホール
      開会式
       歓迎挨拶 天草市長(予定)、高浜地区振興会会長、天草市天草支所長、
       主催者挨拶 藤原恵洋/九州大学大学院芸術工学研究院教授
       参加者紹介

      午後2時~5時 トランセクトウォーク(初めてのまちを理解していくための、まちなかゆったり歩き)
        ・上田家   http://takahamayaki.jp/uedahouse/index.html
        ・寿芳窯   http://takahamayaki.jp/takahamayaki/index.html
        ・上田資料館 http://takahamayaki.jp/museum/index.html
        ・高浜地区振興会 http://hp.amakusa-web.jp/a0591/MyHp/Pub/
        ・高浜港
        ・白鶴浜
        ・旅館白磯
        ・高浜小学校
        
      午後5時 高浜公民館にて民泊家庭のご紹介・民泊分宿組各家庭へ分宿。夕食。入浴。
            旅館宿泊組チェックイン。夕食。入浴。

      午後9時 茶碗屋旅館 希望者による夜楽校


7月15日(日)午前7時~持ち寄り市場開催。

       午前8時 民泊・旅館 朝食
       午前9時30分~公民館集合 高浜地区の歴史的形成過程と地域特性に関するスライドレクチャー
       午前11時 テーマ・グループ編成
            テーマに関する作戦会議

       正午 昼食 高浜名物せんだご汁(予定)

       午後1時~テーマ別グループ活動


       午後5時 高浜港より出港、船上から眺める高浜地区の遠望をたんのう(予定)

       午後6時 公民館集合 テーマ別グループ活動から帰還、成果のまとめ作業。
    
       午後7時 高浜地区振興会+九州大学による合同懇親交流会開催。バーベキュー予定。会場は屋外(予定)
 
       午後9時 民泊家庭、旅館にて二次会開催。

       午後11時 閉会。かたづけ、入浴・就寝。

7月17日(月・祝)
       午前8時 朝食
       午前9時 公民館集合 テーマ別グループ活動による成果のまとめ作業
            
       午前10時 テーマ別グループ活動成果発表
            
            意見交換

       午前11時半 記念講演 サムソン日本のデザイン戦略(予定) 

       正午 昼食 たかはま海彦山彦カレー(予定)

       午後2時  閉会式・現地解散

       午後3時 九大バスは天草町崎津の崎津天主堂を見学の後、福岡へ帰還の途へ。


       
参加費用
(1)学生諸君は2泊3日食事付き7000〜10000円程度。
(2)社会人や旅館泊(茶碗屋旅館、白磯旅館)の場合、2泊3日食事付き15000〜20000円程度。


宿泊
(1)学生諸君、希望者は、昨年に引き続き、現地の高浜地区振興会のご協力を仰ぎ民泊を実験的に試行します。
  

(2)社会人や旅館泊の希望者は、現地高浜地区に歴史的な旅館が2軒(茶碗屋旅館、白磯旅館)ありますので当事務局より一括してご案内します。今回、特別割引をお願いしております。

     旅館白磯 マダガスカルでホテル王になった赤崎伝三郎が建てた自邸を旅館として用いています。洋館を併設した近代
          和風建築の粋をたんのうしていただけます。
      連絡先 〒863ー2804 天草市天草町高浜南2725-3 電話・FAX 0969-42-0021

     茶碗屋旅館 天草陶石を船積み出荷した高浜港に面し白鶴浜の潮騒が聞こえる宿です。
      連絡先 〒863ー2804 天草市天草町高浜南607 電話・FAX 0969-42-1188

さらに北方3キロの位置に天草随一の良質温泉で有名な下田温泉が所在します。超高級旅館から庶民的な温泉旅館まで、8軒の旅館・宿泊施設が所在します。こちらはご自分での予約になります。


まずは以上、平成24年度の第一報となります。不明な点、旅行コーディネートに関します問い合わせ・連絡先は下記までどうぞ。
九州大学大学院芸術工学研究院藤原惠洋研究室 担当はタカクラ(携帯 090-2394-4593) 研究室電話・FAX092-553-4529
メール keiyoあっとまーくdesign.kyushu-u.ac.jp   fujihara.keiyo.083あっとまーくm.kyushu-u.ac.jp

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