建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
さる9月22日(木)から24日(日)にかけ熊本県天草市御領地区を対象に、九州大学学生大学院生12名を中心とした世間遺産まちあるきワークショップを開催しました。
世間遺産まちあるき、とは聞き慣れない言葉かも知れませんが、世界遺産や近代化遺産といった社会的にも周知されるようになった文化遺産や社会的遺産に対して、ひとりひとりが自分の暮らし間隔や生活の記憶、懐かしさなどの感情を振り返るときに際立ってくる私だけの「遺産」を軸にして、再度住み慣れたまちや通過する家並みの中からたいせつな記憶や痕跡を再評価しようという活動なのです。

別府の写真家藤田洋三さんは著書「世間遺産放浪記」(石風社)を通して、このような誰もが忘れかけた感覚や感情を呼び覚ますことの意義を伝えてきました。
鹿児島のかごしま探検の会代表の東川隆太郎さんはもっぱら鹿児島全土を踏破しながら、ささやかな世間遺産を自分が認定していくことを通して、ふたたびまちに関わり直すことの意義を喧伝してくれています。

なんと今回は、世間遺産界にとっての二大スターとも言える両者を天草市御領地区にお招きして、お二人の目を通した御領の魅力再発見でも言えるまちあるきをおおきに楽しむことができました。

参加者や波及効果の声が少しづつ届きだしているところです。

徐々に集まる声を届けておきます。(ふ印ラボ編集者)


(1)事務局 タカクラさんより

天草御領地区ワークショップご参加・関係者のみなさま
藤原研究室関係者のみなさま

お世話になります。
タカクラです。

9月22日~24日の天草知ろう!御領地区ワークショップの開催にあたり、
ご参加された皆様、御協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
開催前までは、天候は大丈夫だろうか?
まちあるきワークショップには地元の方の参加がどうだろうか?
と心配もありましたが
晴天に恵まれ、地元の方とも3日間たっぷり御領のまちを歩くことができました。

今回のまちあるきを踏まえ、
来月の秋宵まつりの写真展、シンポジウムとまた御領に行ける!と思うと楽しみでもあります。
さらに、藤原研では、11月の天草大陶磁器展!もあります。

色々、不行き届きな点もあると思いますが、
みなさんに御指導いただきつつ、頑張りたいと思います。
次回もどうぞ、よろしくお願いします。

まずは、御礼まで。

タカクラ タカコ


(2)参加学生の声

藤原先生

こんばんは、五和FWでお世話になりました、五十嵐渓です。
今先ほど帰宅いたしまして、3日間大変お世話になりましたことへのお礼を申し上げたくメールをお送りしております。

今回のFWで、藤原先生をはじめ、藤田先生、東川先生と奥様など、百戦錬磨のまちあるき集団と町を歩き、「何か」を見つけるセンサーの感度を少しでも上げることができたと感じています。また、先生方がワークショップを通して御領の方々を巻き込むうちに、住民の皆さんの様子がみるみる変化していくのを見ることができたのも、今回の成果でした。先生方の含蓄あるお言葉、何より御領の景色、空の色や潮風など、これからの生活の中で思い出すうち、私を励ましてくれるような多くのものを持ち帰ることができたと思います。今回のFWに参加し、充実した時間を過ごすができて感動しています。ありがとうございました。

これからも、先生にはご助言いただいたり、ご質問に上がらせていただいたり、何かまた見学させていただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。

取り急ぎお礼のみで失礼いたします。

芸術情報設計学科2年
五十嵐 渓



(3)現地・御領関係者のかたの声

 九州大学大学院工学研究科
藤原先生
 
おはようございます。突然のメールで失礼いたします。
 
私は、長崎県立大学シーボルト校の看護栄養学部看護学科で教員をしております松本幸子と
申します。先日、天草の叔母からゼミの学生さんを連れて天草の実家をご覧いただいたとの
連絡をうけておりました。
ちょうどその翌日24日に私が天草に帰りました日は、御領を回られていたころだったのでしょうか。
お名刺をいただいていましたのでご連絡を差し上げた次第です。
 
実家には10年以上住んでおりませんでお盆と正月、先祖の供養の日ぐらいしか、家族が集まることも
少なくなりました。
戦中に以前の家は火事にあいましたので、戦後に祖父母が建てた家で、
古いものは焼けてしまいあまりありませんが、何か学生さんにお役に立つことがあれば、
うれしく思います。
 
私は現在看護教育の分野に身をおいていますので専門はちがいますが、何かお役に立つことが
あればお手伝いしたいと思っております。
何かありましたら、ご連絡をいただければと思います。
 
長崎県立大学 看護栄養学部看護学科 松本幸子。

(以上、文章の一部を編集しています)
 

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