2011.8.29.〜9.3.にかけて、東京のGGJ(銀座女子美ギャラリー)にて個展
”be with underground”を開催しました。28日の午後16:00〜搬入作業が始まり、
沢山の方にご協力をいただきました。藤原先生、建築家の小瀧さんには
わざわざ東京から福岡へ来ていただき、設営の段取りを考案してくださいました。
馨さん、旅人さん、風人さん、内田洋行デザイナーの高山さん、山田さん、
女子美ギャラリーの麓さん、梅原さん、東洋美術学院の中村さん、加久本さん、
安倍さんにご協力をいただき、設営を完了することができました。
大工、デザイン、建築家、照明デザイン、ギャラリー管理など、専門の方が
集ってくださり、手法や過程など本当に勉強になりました。皆様お忙しい中
かけつけてくださって、本当に感謝いたします。
28日オープニングでは来場者が52人となりました。藤原研究室の方々が
たくさんのお祝いのお花や電報をくださり、とっても驚きました。本当に
ありがとうございます。母校の先生や同級生、遠い親戚の方などとお会い
することができ、作品の説明とCOAL PAINT Workshopも行いました。
会期中は開廊から閉廊までギャラリーにいて、来て下さったほぼ全ての方に
作品を説明させていただきました。「ギャラリーで説明をしてもらったのは
初めてだ」といったご意見をよくいただきましたが、アートプロジェクトでは
会場や作品のご案内をする機会は珍しくないので、そういった部分の違いも
感じました。
最終日は北海道教育大学で非常勤講師をしており、Coalmine Lab.の
室長である菊地拓児さんにきていただき、トークディスカッションを開催
しました。「故郷でアートプロジェクトってどういうこと?—炭鉱とアート、
地方と東京—」というテーマのもと、17:00〜開催されました。
30人の
お客様の中には、なんと北海道から駆けつけてくださった、炭鉱の記憶推進事業団の
理事長吉岡先生のお姿が!! 菊地さんと私の、北海道と九州での活動紹介と、
東京で一緒に展開するプロジェクトの様子を話しました。女子美術大学の
油科の学生さんを対象にしたいと思ったので、個人の作品からプロジェクトに
移る経緯と、東京や美術館を越えた活動を丁寧に紹介していくことを心がけました。