2011年5月20日に開所した日田ラボ(大分県日田市天神町)が、大分合同新聞(6/12付)に掲載されました。
まちづくり交流研究会のご隠居カフェは、5月20日開所式、5月28、日6月18日と
これまでに3回行われました。
地元のケーブルテレビを見た方からも、
「日田ラボは何をやっているのですか?行ってみてもいいですか?」という問い合わせも。
今回、大分合同新聞の方が取材に来られた際、開所式やご隠居カフェの様子を見ながら、
「日田ラボって、どういう風なことを展開していくんですか?ここで、どんなことを行うのですか?」
いくつか質問をされました。
藤原惠洋先生の「つぶやきからまちづくりへ」と言うお話を、
どう記事にまとめてよいのか迷っていたご様子でした。
まちの方のちいさなつぶやきを聞くということは、簡単なようで難しいです。
毎日の暮らしの中で営まれてきた当たり前のコトを、
改めて聞き直すということは、気恥ずかしいような、今さらのような、そんな気持ちがして、たずねることはありませんでした。
日田のまちは、年中観光客で賑わいますが、まち全体がテーマパークのような、少し作り物な感じもします。
新しいお客さんに来てもらえるように、年に何回もイベントやお祭りを行います。その度に、費用と労力をかけて。藤原先生のお話は、すごく丁寧すぎて、本当に大丈夫だろか?という気持ちになります。
時間がかかるということは、我慢や忍耐も必要になります。
さらに、自分達がブレないことも必要になります。
また、先生は「ゆるやかな関係づくり」という言葉を使われます。
ここもただ、お酒を飲みながら、隣りの人と今日あった出来事を話して仲良くするということでもなさそうです。
少し工夫して、その方の人となりを聞き出していく
この人は、こんなコトをしてきた人なんだ、こんなコトを考えている人なんだと、みんなで共有していく、コッソリな仕掛けをしておかなければいけません。少しずつではありますが、地元・日田の方は、日田以外の方にも参加してもらいながら、まちもひとも(もちろん自分達も)成長していきたいと思っています。
◆日田ラボの場所/
「旧横尾家 下の隠居家(シタンキャ)」
日田市三和天神町252 ※旧街道沿いの建物です。(天神郵便局斜め向かい)
◆主催・お問い合せ
Q大日田ラボ/九州大学大学院芸術工学研究院藤原惠洋研究室
電話・FAX 092-553-4529
keiyoあっとまーくdesign.kyushu-u.ac.jp
まちそだて交流機構・日田ラボ/タカクラ 090-2395-4593
kako3あっとまーくlime.ocn.ne.jp
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