SOHOって何?
Small Office Home Office(スモールオフィス・ホームオフィス)、略してSOHOとは、これまでパソコンなどの情報通信機器を利用して、主に小さなオフィスや自宅などで仕事を行うスタイルを意味してきました。しかし、2008年に筑後田園都市推進評議会において創設された「九州ちくご地域創造SOHO研究会」の議論から浮かんできたのは、SOHOとは、実質、PC+インターネット、あるいはより広くITの有効活用と言い換えられるべきではないかということでした。
地方に暮らしながら 同じ環境で仕事ができる時代へ
その本質があるが故に、小さくとも、自宅の一室で起業や経営が成り立ち、業態も特に問われることがありません。さらに、IT技術の進展とともに、多くの場所でネットワークにアクセス可能となり、地方であっても、ハンデを意識することなく、同じ環境で仕事ができる時代が到来しています。
そういった環境の変化に呼応しながら、筑後に暮らし、仕事をするスタイルを、「筑後田園都市推進協議会」ではSOHOと位置づけ、地域活性化と定住化の新たな視点として、さまざまなプロジェクトに取り組んできました。
● 田園都市推進協議会におけるSOHOプロジェクト
ネットワークとコミュニケーション 双方あるのが筑後
福岡都心から車や公共交通機関で1〜2時間、福岡空港を経由して首都東京まで3時間というまちがあるなど、「筑後」は、ネットワークを活用して仕事ができるだけでなく、実際のコミュニケーションも可能な「地の利」に恵まれた地域です。
平成23年には、九州新幹線の全線開業により筑後地域に3駅が誕生するなど、陸の交通網のさらなる充実も期待されています。
SOHOスタイルで 筑後に暮らす
そのポテンシャルを存分に活かしながら筑後で仕事をし、暮らす人々をご紹介したのが、このWebサイトです。
稼業を継ぐ人もあれば、移り住んだ人もいます。
山、川、海の自然の恵みと、豊かな住環境を享受しつつ、ネットワークを活かして、新たな仕事と市場を切り開いている姿に、「筑後に暮らす」イメージを感じていただければ幸いです。
個性豊かな数々の地域を擁する12市町村からなる筑後地域。筑後田園推進評議会は、今後も筑後地域の雇用創造と定住促進のための情報発信に取り組んでいきます。
筑後田園都市推進評議会
事務局(福岡県広域地域振興課第3班)
電話:092-643-3177