「足思手考」にまつわるエッセイを書きながら、ふとこの半世紀のわが身を襲った天変地異を振り返る。
そこで以下の一文、誰の言葉かわかりますか？
この国を歩き回っての見聞を通して、私が感じたことのひとつは、
時代の大きな変わり目には、変革は全体や中央からではなく、
ごく小さな部分、あるいは辺境、周縁から始まるのではないかということだった。
そういう目で見ると、この国の所所方方で、実にいろいろな人たちが、
さまざまなことを試み、現状打破の努力をしている。
「辺境」とは端っこということではなく、これからの行くべきところ、
先端を示している「フロンティア」なのではないかと思えてくる。
「暗闇を罵るよりも、かすかでも光が見えるところを探すほうがまし」
「市民というのは、自分で考えて自分で行動する人たちである」
全体状況や他人のせいにするのではなく、
自分が何をやれるのかを考えたいと思い始めた人たちにとって、
この記録が何らかの役に立ってくれたらと願う。
ヒントは不要。
出自は日田のヒト。
筑紫哲也さん。
そろそろ小野川沿いの暗闇に蛍がでます。
かすかでも光が見えるところを探したい、そんな最近の気分なら。
乱舞する一夜をゆっくり見つめたいもの。
そこで以下の一文、誰の言葉かわかりますか？
この国を歩き回っての見聞を通して、私が感じたことのひとつは、
時代の大きな変わり目には、変革は全体や中央からではなく、
ごく小さな部分、あるいは辺境、周縁から始まるのではないかということだった。
そういう目で見ると、この国の所所方方で、実にいろいろな人たちが、
さまざまなことを試み、現状打破の努力をしている。
「辺境」とは端っこということではなく、これからの行くべきところ、
先端を示している「フロンティア」なのではないかと思えてくる。
「暗闇を罵るよりも、かすかでも光が見えるところを探すほうがまし」
「市民というのは、自分で考えて自分で行動する人たちである」
全体状況や他人のせいにするのではなく、
自分が何をやれるのかを考えたいと思い始めた人たちにとって、
この記録が何らかの役に立ってくれたらと願う。
ヒントは不要。
出自は日田のヒト。
筑紫哲也さん。
そろそろ小野川沿いの暗闇に蛍がでます。
かすかでも光が見えるところを探したい、そんな最近の気分なら。
乱舞する一夜をゆっくり見つめたいもの。
