直方町歩きのご案内。
福岡と直方は、江戸時代は本藩と支藩の関係にあり、五代藩主長清の時、嫡子長好が本藩の藩主(六代継高)となったため、嗣子がなく廃藩となりましたが、今も濃厚な関係を示す遺跡が残っています。
廃藩後は長崎街道を旧城下町に引き入れて商業活動で発展し、明治になると炭鉱景気で、鉄工業も盛んとなり、九州鉄道に遅れて明治24年に筑豊興業鉄道が敷設され、直方駅が竣工しました。
初代博多駅(明治22年竣工)移築説がある明治43年竣工の直方駅舎は、5月から解体準備に入りますので、この駅舎の見学と、江戸時代から大正時代に形成された歴史的町並み(洋館群を含む)と近代化遺産を訪ねる町歩きを実施します。
日 時 平成23年4月23日(土曜日)13:00~16:00
集合場所 直方駅
建物解説 土田充義 鹿児島大学名誉教授
大竹 亮 国土技術政策総合研究所研究部長
案 内 歴史ボランティア・直方を語る会「とうれんじ」
定 員 50人
参 加 費 1000円