2011年2月6日(土)
今日はまちづくりシンポジウム「なつかしい未来へ」の中でも
触れられていた毎月二回行われる朝市へと藤原惠洋研究室の
メンバーも参加しました。
朝市ではお野菜や取れ立てのお魚、それと総菜など
天草の自然を印象づける品物が多く市場は八時から三十分ほどで
品切れとなってしまいました。
我が研究室の面々もここぞとばかりにたくさんの品々を購入してました。
この写真は8時15分くらの写真です
わずかこれだけの時間でほとんどの商品が売り切れてしまいました。
その後に上田家の天草陶石採掘現場の見学に行かせてもらいました。天草陶石の発見はかなり古く元禄年間に高浜村に皿山及び下津深江村で採掘がはじまったと言われています。天草では陶石は歴史的にも文化的にも重要な存在であり、過去から現在へとつなぐ資源とも言えると思います。
少し写真が小さいのでわかりにくいかもしれませんが
山の中で白い脈となっている部分が陶石が発掘される部位です。
陶石はダイナマイトを仕掛けて、粉々になった石を工場へと運びそこで手作業で選定が行われます。選定には特等石から8階級もあり選定される段階で邪魔部位を削ったりもするそうです。選定が終わった段階でトラックで様々な工場に運び込まれトンいくらという単位で取引が行われるそうです。
次に向かったのは高浜焼釜跡です。
高浜焼きは1712年に皿山で釜業をはじめました。当初は茶碗・猪口・皿を焼いていたのですが長崎に出荷するようになり、オランダ貿易に関わった事で赤絵錦手の焼き物も制作しはじめたくさんの品々を輸出しました。この窯は明治三十二年まで使われていたそうです。今は自然と同化した状態でひっそりと佇んでいます。中に入ると耐火ブロックがびっしりと敷き詰められていて狂わしいほどの奇麗な朱色の壁を見る事ができます。
これが釜内の様子です。室内はひんやりとしていました。
この二つの見学を終えて二日目の合同見学会は終わりました。
そのあとに九大組と藤田組は大江天主堂に行きました。
そして本渡に戻り丸尾焼きの金沢さんのところに立寄り帰路へと向かいました。
二日目の見学ツアーで考えた事は高浜地区にはたくさんの文化資源があるということでした。それは天草陶石を中心に成り立っていてたくさんの面白いものがこの土地には残っているなということを感じます。今回はわずか二日という日程の中で高浜のいろんな魅力を探ったツアーとなりましたが、次回のその魅力をひとつひとつをもっともっと掘り下げて調査をして行きたいなと思いました。個人的には高浜焼きの窯をもっとなんとかしたいなーと思いました。自然と同化してひっそりと佇む様がとても良くて感動しました。今回来てない研究室のメンバーにもこの窯はぜひぜひ見せたいなと思います。1日目のシンポジウムの中で、「もっとみなさんが外からやってくる人々に高浜の歴史や文化を話せる場所や機会があれば、お互いに高浜を知る良いきっかけになりますよねー」と藤原惠洋先生が話していたことを思い出しました。もっともっと高浜のことを知りたいな…そんな思いでいまはいっぱいです!
タビヒト
今日はまちづくりシンポジウム「なつかしい未来へ」の中でも
触れられていた毎月二回行われる朝市へと藤原惠洋研究室の
メンバーも参加しました。
朝市ではお野菜や取れ立てのお魚、それと総菜など
天草の自然を印象づける品物が多く市場は八時から三十分ほどで
品切れとなってしまいました。
我が研究室の面々もここぞとばかりにたくさんの品々を購入してました。
この写真は8時15分くらの写真です
わずかこれだけの時間でほとんどの商品が売り切れてしまいました。
その後に上田家の天草陶石採掘現場の見学に行かせてもらいました。天草陶石の発見はかなり古く元禄年間に高浜村に皿山及び下津深江村で採掘がはじまったと言われています。天草では陶石は歴史的にも文化的にも重要な存在であり、過去から現在へとつなぐ資源とも言えると思います。
少し写真が小さいのでわかりにくいかもしれませんが
山の中で白い脈となっている部分が陶石が発掘される部位です。
陶石はダイナマイトを仕掛けて、粉々になった石を工場へと運びそこで手作業で選定が行われます。選定には特等石から8階級もあり選定される段階で邪魔部位を削ったりもするそうです。選定が終わった段階でトラックで様々な工場に運び込まれトンいくらという単位で取引が行われるそうです。
次に向かったのは高浜焼釜跡です。
高浜焼きは1712年に皿山で釜業をはじめました。当初は茶碗・猪口・皿を焼いていたのですが長崎に出荷するようになり、オランダ貿易に関わった事で赤絵錦手の焼き物も制作しはじめたくさんの品々を輸出しました。この窯は明治三十二年まで使われていたそうです。今は自然と同化した状態でひっそりと佇んでいます。中に入ると耐火ブロックがびっしりと敷き詰められていて狂わしいほどの奇麗な朱色の壁を見る事ができます。
これが釜内の様子です。室内はひんやりとしていました。
この二つの見学を終えて二日目の合同見学会は終わりました。
そのあとに九大組と藤田組は大江天主堂に行きました。
そして本渡に戻り丸尾焼きの金沢さんのところに立寄り帰路へと向かいました。
二日目の見学ツアーで考えた事は高浜地区にはたくさんの文化資源があるということでした。それは天草陶石を中心に成り立っていてたくさんの面白いものがこの土地には残っているなということを感じます。今回はわずか二日という日程の中で高浜のいろんな魅力を探ったツアーとなりましたが、次回のその魅力をひとつひとつをもっともっと掘り下げて調査をして行きたいなと思いました。個人的には高浜焼きの窯をもっとなんとかしたいなーと思いました。自然と同化してひっそりと佇む様がとても良くて感動しました。今回来てない研究室のメンバーにもこの窯はぜひぜひ見せたいなと思います。1日目のシンポジウムの中で、「もっとみなさんが外からやってくる人々に高浜の歴史や文化を話せる場所や機会があれば、お互いに高浜を知る良いきっかけになりますよねー」と藤原惠洋先生が話していたことを思い出しました。もっともっと高浜のことを知りたいな…そんな思いでいまはいっぱいです!
タビヒト