建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!

2010/07/27

定期ゼミ17:0020:00

仲村・村上・Jhon・趙・光城

國盛・北岡・畠中・小井塚・トウケイ

 

<連絡・確認事項>

・國盛さんより大牟田市世界遺産登録推進セミナーの紹介 参加者募集

・北岡さんより731日~81日の公開講座、学外演習の参加者最終チェック

八女の調査から引き続き参加することも可能。

83日 先生、午前中(八女)、午後(大牟田)、夕方以降(17:30から)卒論生発表準備

86日~8日 天草ハイヤ 参加メンバー募集(ぎりぎりまで対応できる)

・村上さん留学予定 827日フライト予定(その前に、出発する可能性あり)

・日田「水面の盆」813日~15Jhon君・赤星さん・旅人さんが参加予定。

・環境設計学科に9月から新しい准教授

・大学院講座730日(金曜)成果発表会

728日から先生、八女・黒木町調査に出発。(730日に一時大橋に戻る)

88日 芸工オープンキャンパス 担当:畠中・光城

85日 卒論前期発表会

8月9日 1300~(90分) インドネシア・バリ調査勉強会531教室

まだ参加することが可能

812日 日田にてJhon君の講演会決定:日本での学びについて・上海万博について

811日 湯布院にて聞き取り調査 先生と赤星さんが参加予定

820日 先生は午後から富山県利賀村にて利賀インターゼミへ

・研究室内でのコミュニケーションに関して、議論する楽しみを再確認・再認識していく

必要がある

・ブログでの情報発信について、個人個人がもっと関わりを持っていく必要がある。

それぞれの体験や個人の研究についてなど、情報発信に果敢に挑戦してほしい。

 

<ヨーロッパ調査報告> 発表者:仲村さん・北岡さん

 

目的:創造都市の先駆として注目されるフランスを調査することで、文化・遺産を創造していく過程について学ぶ

8月上旬 参加者内で意見交換の場を設ける

下旬 対外的に調査報告を行う予定

 

 

パリ、ナント、ボルドー

パリ

・自転車の貸し出し フランスの様々な都市で実施されている

・都市のあらゆる場所に休憩場所、腰掛けていい場所がたくさん存在している。

日本では、ホームレス対策としてベンチに手すりが付いている場合が多い。

・オスマンのパリ改造計画 19世紀、衛生状態の改善のため街づくりを実施。スクラップ・アンド・ビルド。

・アフリカ系の美術品、造形品などを集めた?美術館

アイヌや東南アジア系の美術品も多数展示してあった。

・オルセー美術館(ネオバロック様式) 印象派の絵画を多数収蔵していることで有名。

・ルーブル美術館 アイミン・ペイさんのデザインによる明かりとりのピラミッド

・モンパルナス(16区)芸術家が多く暮らしている都市→窓が大きな建物が多い

・ポンピドゥーセンター 35年前くらいに設立。目的は、都市の再開発、デザインや美術の中心地がニューヨークに移っていた状況をフランスに引き戻したいという狙い

 

ナント

・マシン・ド・リル 巨大な人形を提供する団体のアトリエ。

ナントは、造船業で成り立っていた都市。造船の技術や職人の技やプライドをアートという新しい分野で生かしていく取組み。→クリエイティブシティー

 

ボルドー

・ひまわり畑 ひまわりの油

・さまざまなアーティストが、牛にペイントし、公共の場に展示していくプロジェクト

・電線のない状態でトラムが動く仕組みになっている。景観に配慮し、電線などは地下に埋め込まれている。

 

アビニョン

・演劇祭が開催されていた

路上での宣伝やパフォーマンスが多数行われていた 町全体が会場のようになっていた

・パフォーマーたちは、自分のパフォーマンスにあった場所を町中から探し出し、自分の演技を行う。上演時間や交代時間などは演者同士のコミュニケーションの中で決定される。

・望月君のパフォーマンスも町の人々に認められ、歓迎されていた。望月君自身もコミュニケーションのコツなどを学びのびのびと演技していた。

 

 

バルセロナ

・ガウディーの建築が街の至る所に点在している。

・広場で音楽会やダンスなどの模様しものが開催されていた。

 

●フィールド調査で重要なポイント

ある地域社会が近代化していく中で、何を手に入れて何を失うかということを調査していくことが長年行ってきた海外フィールドワークの大きな目的。

①あるテーマに関する、場所を訪れる

②あらかじめ学んでおく(文献などを参考にして)  情報収集・分析・評価

③人に会ってインタビューを行う

例)ナントの市長に会う、パフォーマンス集団へのインタビュー

手法:メール、国際手紙にてアポイントを取りインタビュー。ランチをとりながらお互いの情報交換など。

 

 

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