10月23日は、COALPAINTワークショップと、オープニングイベントが行われました。
会場は日中はワークショップ会場になり、夜はパーティー会場となりました。
マネジメントセンターの常連さん、新聞を見て来て下さった方、
展覧会で知り合った方などいろいろな方に来ていただき、
賑わった一日となりました。
来場される方は、部材を懐かしんだり、当時の生活の様子を話してくれたり、
画材やワークショップに興味を持ってもらったりしました。
展示物をきっかけに、普段のインタビューでは聞き出せないような
暮らしの些細な部分を聞かせてもらうことができるところが面白いと感じました。
インスタレーションも、博物館のような展示なので、案外受け入れやすかったのかな、と思いました。
ワークショップでは、日本理化学工業の職員さんにも来ていただきました
田川市市議会議員の佐々木さんからの差し入れ
田川ホルモン鍋を囲んでのオープニングパーティー
「昔のお正月みたい」とわいわい過ごしました。
炭鉱の生活もこのような感じだったのかな、と思いました。
最近は炭住の戸窓をキャンバスに見たて、炭鉱に関係していた、
関係していたかもしれない人々のポートレートを石炭や石炭絵具で描いています。
作品の数を増やし、炭住のあった場所の田川で発表でしたいと思っています。
展覧会は10月4日で終わってしまいますが、翌日5日に、北進小学校から出張ワークショップの依頼をいただきました。
チョークの増産も、再び日本理化学工業さんにご協力いただき、
小学生にワークショップを体験してもらう予定です。
ワークショップを始めた頃は、自分が通っていた塾やピアノ教室に
お願いしてさせてもらっていたので、このような機会をいただけたことを
とても嬉しく思います。またその後日は、北海道教育大の学生が
商店街のシャッターに絵を描くプロジェクトを行っており、
そちらにも参加させていただけることとなりました。
NPO法人炭鉱の記憶推進事業団のシャッターに似合う図案を考え、
素敵なシャッターになるように頑張りたいです。
(D1 國盛)