建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
大正13年に創業して以来、設備更新や増築等を経て生み出されたオリジナル漆喰の製造のための総合一大プラント。見事な存在感です。
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石灰を焼成する際に塩を用いることから鉄製の施設や設備の酸化が厳しいため、木造の構造体や施設が目立ちます。あれもこれも写真の被写体にと収めたくなってしまう垂涎ものの痕跡と肌触り。近代化遺産の一大宝庫でした。
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みずからマイクを片手にご説明いただいた田川産業の行平信義社長のお話のいたれり尽せり、そのわかりやすさと親しみやすさは見事なものでした。ご自分の幼少の頃、工場のあちこちで遊んでいた頃の話から始り、大正・昭和・平成と受け継がれてきた工場・設備・システム全体の成長と発展過程、細部の説明や意義、写真ビューポイント、遺産価値、近未来へ向けた新製品ライミックス開発の秘話に至るまで、縦横無尽に工場をご案内いただきながら、漆喰工場の包括的な魅力をお伝えしていただきました。
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藍蟹堂。感受性は海の底から波濤や世界の波瀾万丈を見上げる蟹そのもの。では蟹とは?

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