建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、九州大学藤原惠洋(ふじはらけいよう)名誉教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
今日は
M2 1/1
M1 3/3
G4 4/5 の計8名でのゼミでした。


発表者は竹田・福井・東でした。


冒頭に、先生より「フィールドワークの成果の記録集の締め切りが守られていない」とのこと。
きちんと研究室での作業進行を取り仕切る人を、設けてスケジュール管理してこうとの合意あり。


竹田より、「フィールドワークの後に、ブレインストーミングをして調査の振り返りをしたい」との提案あり。
先生も「以前はゼミでやっていたし、賛成だ」とのこと。
今後フィールドワークのあとにブレインストーミングをする機会を設けていく。


竹田舞の発表

■6月に文化経済学会で発表する論文についてのイントロダクション。
・芸術文化活動の習い事としての利用率は高い。
 さらに習わせる保護者の満足度も高い。
 しかしながら、大人になるにつれて芸術活動から遠ざかる人々が多い
    ⇒子どものときに習い事の受講者自身が芸術文化活動を楽しめずに、
     芸術文化活動に対しての満足度が低かったのではないか。
     受講者の満足度を考えたプログラムによって、より多くの人々が
     芸術文化活動に継続的に関わっていくことができるだろう。

・参加者の満足度を上げるにはどういったことが必要か。
    ⇒参加者の活発な活動が見られたWSやレッスンについての分析。
     どういったWSやレッスンのプログラムが有効であったかの紹介

ダンス活動の指導者育成について興味のある方は、6・17と18に埼玉へいらしてください。

■大分県佐伯市蒲江の万宝(まんぼう)神楽について
・竹田舞の目線での、神楽ならではの表現方法の発見。
    ⇒神が宿られる採り物の、特別な力の存在を示す表現
・複数の舞手による、群舞のための音楽と振り付けの関連性
・対になって踊るときの振り付けには、神楽独特の「裏」の関係性がある
などの発見をした。
なお、クラシックバレエとにた身体の使い方が存在しており、神楽の伝承システムと、ダンスの教育システムに関して比較の対象に出来るかを検討したい。

藤原先生より

僕が学生時代の頃は「文武両道」こそが徳とされていたが、いつからそうではなくなったのか?
竹田の研究は、いびつな能力のみを持っ人間が育つ現代においてのバランスの取れた人間育成の重要性に言及できる可能性がある。
そこを掘り下げるべきだ。
   ⇒李俊・・中国では、勉強できても身体が弱いと投資の甲斐がないから
        高等学校に進学するに当たって、体育の科目も必須である。


東 まりえの発表

合意形成や、リーダーシップについてのフィールドワークの場所を検討中。
一先ず、ゼミの中尾が参加している鳥飼小学校横の公民館がアンビシャス運動をしているとのコトで検討中。

■フィールドワークの場所についての検討。
  ・東さんの地元のほうが良いのではないか?
   それとも、ふ印OBのいる高宮公民館はどうか?

  ・東さん自身が、国家レベル・クラス単位・友達単位など、
  どのようなレベルでの合意形成について興味を持っているのか?
  そこを明確にすることで、フィールドの場がおのずと絞られていく
  のではないか

  ・「新しき村」などのユートピアの存在
  ・「賢治の里」の存在
  



藤原先生より

・クリストファー・アレキサンダーによるパターンの概念



福井ちひろの発表

■電波法とミニFM・コミュニティFMについて。
いくつかの文献を例として、イタリア・ドイツの例
日本の例。

ラジオの強みって?
小さな局によるラジオの強みや例を出し合った。

番組のよさをどう計っていくのか?
電波法や政治的な問題との兼ね合い。



藤原先生より

・コミュニティFMと新しい政治の形態について


今日のゼミは190分でした。


日曜日は早岐茶市と、ハウステンボスへのフィールドワークです。
がんばっちゃおう。
あ、定員60名で現在参加希望者59名です。。。

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