建築史家でまちづくりオルガナイザーこと、藤原惠洋(ふじはらけいよう)教授の活動と、通称ふ印ラボ(ここで「ふ」の文字は意味深長なのでちょっと解説を。ひらがなの「ふ」は「不」の草体。カタカナの「フ」は「不」の初画を指しています。そのまま解釈すれば「つたない」かもしれませぬ。しかし一歩踏み込んで「不二」とも捉え「二つとないもの」を目指そう、と呼びかけています。ゆえに理想に向けて邁進する意識や志を表わすマークなのです。泰然・悠然・自然・真摯・真面目・愚直を生きる九州大学大学院芸術工学研究院芸術文化環境論藤原惠洋研究室というわけ、です!)の活動の様子をブログを介して多くの同人・お仲間・みなさまにお伝えしています。 コミュニケーションや対話のきっかけとなるようなコメントもお待ちしております!
9月26日(火)ジュニアゼミ 16:00~

参加者:藤原先生、秋葉さん、M2蒲池、B4市川、村山

■蒲池 修士論文構想発表
●これまでの成果
1.ギュンター・ニチュケ氏「FromShintoToAndo」(神道から安藤忠雄まで)の翻訳の校正
2.神道についての見識を深める作業(主に文献)
3.現地調査
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1.この本における筆者による神道およびその他の文化の説明、また安藤忠雄氏の建築空間などに代表される日本的空間についての説明から、その見解を辿った。
 また、ニチュケ氏だけでなく、日本学を研究した成果物を残している外国人の文献により、その物事の捉え方の違いを読み取る作業。
【例】
パルテノン神殿は撮影OKなのに伊勢神宮(他)は撮影禁止なのはなぜか?
→日本の神社は生きているから
日本人はなぜ仏教やキリスト教、神道など多数の神を同時に信じられるのか?
→八百万の神、の精神
庭の造りにおいて整然とした直線を使わないのはなぜか?
→庭は自然を再現するもの

2.なぜ神道なのか?
ドイツ人建築家であるブルーノ・タウト氏はその著書「日本文化私観」でこう記している、「日本文化の根源をなし、中心をなすものはすなわち神道である。なぜならば、神道はその源泉を二千年の昔に有し、他国との関係は全然なしに生まれ来った、太古以来の純日本的所産であるからである。」このことから、現代まで日本そのものの感性を維持してきた神道を念頭に置き、その観念から学ぶものは、その昔私たち日本人の行ってきたことに即する、そして生活に資する観点を持っているに違いないと考える。これら(その他多数)から、「FromShintoToAndo」で神道が取り上げられたと考える。
【日本宗教に関する事象】
・日本文化をつくってきた
・仏教は中国からの伝来
・神道は自国で生まれた
・神道は宗教というより、自然観等の観念を持つ
・仏教や禅の思想は神道の「八百万の神」思想の一つと考えている
3.現地調査

・伊勢神宮(内宮・下宮)…三重県伊勢市
・靖国神社…東京都千代田区
・上賀茂神社…京都府北区
・下鴨神社…京都府左京区
・桂離宮…京都府西京区 小堀遠州
・淡路夢舞台…兵庫県淡路市 安藤忠雄
・本福寺水御堂…兵庫県淡路市 安藤忠雄
・六甲の教会(風の教会)…兵庫県神戸市灘区六甲山 安藤忠雄

●講評
「神道」をなぜ比較の原点にとるのか、というポイント
「神」「魂が宿る」ということは外国人だからこそ深読みしているのか?今の日本人はあまり意識しない。
安藤忠雄→今までと全く異なった精神性の深い意味を生み出す空間
ファクターをずらした空間の評価
【空間観の切り口となるのは神道】ということをいう
ニチュケ氏のこの著書はバラバラであった今までの日本建築・文化を再整理、編集した本

自分なりの結論をシナリオ「本」から見つけ出す
・繰り返しのキーワード
・深いポイントとなるキーワードやパラダイム
そして、建築空間をモノの空間としてきたパラダイムシフトをつくる。

■市川 お土産実地調査
福岡~京都、東京、カナダ、ニューヨークそれぞれのお土産物調査。
品目から品種、数量、名称に至るまでの詳細なレジュメ。

●講評
銘菓と名菓
筑豊は甘いお菓子が多い・・・肉体労働者が多いから?
「お土産」を軸に成立史を作成

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